表紙カレンダー Vol.33

フォロワー160万人!女優・新木優子が新橋で見せた大人な瞳が美しすぎて吸い込まれた!

雑誌や映画、ドラマと多方面で活躍する新木優子は、24歳らしいフレッシュで爽やかな印象が強い。そんな彼女とは、いわば真逆のイメージがある街・新橋で、仕事への想いを訊ねると、女優・新木優子の新たな一面が見えてきた。


「新橋に行きつけがある女の人ってカッコイイ!」

4月のとある週末。スーツ姿が不在のその街は閑散としていて、小料理屋や居酒屋が所狭しと軒を連ねる路地裏は、平日の夜とは別の風情を湛えていた。

「新鮮で思わずきょろきょろししちゃう! 近くの日本テレビでお仕事があっても素通りしてしまうので、実は右も左もわからないんです」

女優の新木優子さんは、照れたような笑いを浮かべた。

当然と言えば当然だ。新木さんはインスタのフォロワー数ランキングで上位に付ける、いわば注目の的。いくらご本人が外食好きであっても、人でごった返す新橋の街にいるのは現実的ではない。

だが、聞いてみると、彼女自身は新橋に誘われるのもまんざらではないらしいのだ。

「新橋には一番活気づいている世代、もうひと頑張りするぞって階段を勢いよく駆け上がるような大人が集まっている印象があるんです。だからこそ、もし連れてこられたら、仲間として認めてもらえたのかな、って嬉しくなると思います」


そして、新木さんはさらに何か言いたそうな顔つきで、今、いる『ビストロ ミヤマス』の店内をぐるりと見渡した。

「このお店、すごく素敵ですね。特にライムグリーンの壁と木製のテーブルセットのコントラストが最高。代官山や恵比寿エリアのお店に来たのかと錯覚しそうになるくらい。私ぐらいの世代の女性が新橋で、しかもこんなお洒落な穴場を知っていたら、びっくりしますよね」

新木さんは聞き手の目を真っ直ぐみてハキハキと喋る。ファッション誌やSNSで見せるナチュラルな笑顔から、その溌剌としたキャラクターをある程度は想像できていた。

しかし、その一方でドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』を思い浮かべた途端、急に結びつかなくなる。元ハッカーの捜査員に扮した彼女は極めてクールだった。もちろん演技をしているわけだから、別人に見えても不思議ではないのだが、その七変化ぶりには目を見張る。

そうストレートに伝えると、彼女はふっと頬を緩めた。

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