ハイスペ婚の履歴書【夫】 Vol.3

「僕、ATMにすらなれない」港区ではランニングコストしか払えない商社マンの悲哀:ハイスぺ婚の履歴書【夫】

好き、じゃなきゃ結婚できない。
でも好き、だけでも結婚できない。

東京で勝ち組でいつづけるには生まれ・学歴・収入・ビジュアルが複雑に絡んでくる。欲望と打算と、認めたくない妥協と。

勝ち組と言われる結婚をした夫婦たちは、どう折り合いをつけハイスぺ婚に至ったのか?

披露宴で聞かされる新郎新婦の馴れ初めなんて、正直もう聞き飽きた。

ハイスペ婚に辿りついた夫婦たちの、これまでの人生とは?

港区ネイティブ妻、に青田買いされるまでの英樹の半生を見てみよう。


『バー ブーツ』のカウンターで、英樹は32歳とは思えない哀愁を漂わせながらウィスキーと睨めっこしていた。

純和風のさっぱりとした顔立ち。嫌われない代わりに覚えてもらえないタイプの顔である。パリっと糊の効いたブルーのワイシャツの快活さだけが妙に浮いていた。



働き方......


この記事へのコメント

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No Name
この人は、自分と付き合った誰のことも本当に好きではない。それだけじゃなく、他者への評価がすごく表層的。「地味」とか、「真面目」「美人ではない」「お嬢様」とか、その人の人間性が全く見えて来ない表現ばかり。
2018/04/11 05:4199+返信6件
No Name
2次会は駅から離れたお店を選ぶ作戦w
2018/04/11 05:2399返信4件
No Name
こんな純朴な青年が青田買いされるなんて、港区恐ろしい…。
2018/04/11 05:1787返信2件
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