パーフェクト・カップル Vol.8

「好感度」は魔物である。「好感度」に囚われ、自分を見失い始めた人気アナウンサーの苦悩

誰もがインターネットやSNSで監視され、さらされてしまうこの時代。

特に有名人たちは、憧れの眼差しで注目される代わりに、些細な失敗でバッシングされ、その立場をほんの一瞬で失うこともある。

世間から「パーフェクトカップル」と呼ばれる隼人と怜子は、一挙一動が話題になり「理想の夫婦」ランキングの常連として幸せに暮らしていた。

だが結婚6年目、人気アナウンサーの夫が女の子と週刊誌に撮られてしまう。その代償として2週間の謹慎処分を受けた夫に、近づいてきた人物が、ある提案を…。

「世間の目」に囚われ、「理想の夫婦」を演じ続ける「偽りのパーフェクトカップル」の行く末とは?


「堀河さん。あなたと、あなたの会社のトップシークレットを、こんなに早く僕が知っているということが、どういうことか分かりますか?」

そう言ったのは香川東吾。日本有数の芸能プロダクションの敏腕マネージャーであり、その会社の幹部でもある。

本来ならとっくに現場から離れるポジショ......


この記事へのコメント

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女子大生
香川さんの話に乗ればいいのにって冷静に考えられるこっちは思っちゃう
意地とかプライドとか、こういうとき邪魔する
2018/03/18 06:0899+返信5件
No Name
自分の代わりなんていない、辞めたら皆困る。
って思いがちなんだけど、代わりなんていくらでもいるんだよねー。現実的には。
2018/03/18 08:1899+
No Name
まぁ、局アナなんて、代わりいくらでもいるからね。「愛妻家」を売りにしていたのなら、恋愛スキャンダルはアウトでしょ。
2018/03/18 05:3595
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