目の前の「ナイツ」に興奮!昼からのデートはやっつけ映画より、浅草で寄席が断然いい!

大人のカップルにとって、ともに未経験なことというのは少ない。では、寄席はいかがだろうか?

休日にせっかく浅草まで足を延ばすなら、是非『東洋館』で寄席を体験してほしい。昼からふたりで爆笑するなんて、他のエリアのデートではなかなかない。思い出に残る日にしたいなら、向かうべきはここだ!


いつものデートではありえない!
『東洋館』には未体験が目白押し!


映画からの食事……。そんなワンパターンな休日デートから一転、まるで大人の遠足のように新鮮な気分になれる体験が浅草ならできる。

その舞台は、昔から〝大衆芸能の聖地〞と呼ばれる浅草ブロードウェイ沿いにある『東洋館』。もとは昭和26年にストリップ劇場として開業し、合間にお笑いを上演していたのが同館誕生のきっかけだ。

あのビートたけしを輩出した演芸場でもあり、いまも漫才、コント、曲芸などさまざまな演目が毎日繰り広げられている。

ロビーでビールやスナックが売られているので、演目前に席で乾杯をしよう。昼からお酒が飲める、休日ならではのちょっとした贅沢な瞬間も楽しみたい


チケットは基本当日販売のみ。1階の切符売場で入場券を買ったら、あとはその日行われる15〜20組の芸人の演目が見放題だ。自販機やネット予約ではなく、銭湯の番台のような場所から切符を買う瞬間からしてまず新鮮。

そうしてふたりで4階に上がったら、ビールやおつまみを買って劇場に入ろう。席での飲食は可能で、演目の前後であれば館内の出入りも自由だ。

『東洋館』に出演するのは、漫才協会に所属する芸人が中心。「ナイツ」、「U字工事」や「青空球児・好児」も舞台に立ち、それら人気芸人が複数組みられる日もある。公式HPをチェックして、確実に笑える日を狙っていこう


確実に盛り上がるのは、やはり「ナイツ」、「ねづっち」などテレビでも見たことのある芸人を見ること。

テレビと違って長尺で漫才を見られて、何より全202席という小箱なのでどの席でも演者との距離が近い!会場全体が笑いに沸いたときの一体感も、ライブならではの体験だ。


続けて見るうちに、これまで見たことのない演芸を見られることも、いろもの寄席である『東洋館』の特徴。

寄席には“いろもの”と呼ばれる芸があり、それは三味線漫談やマジック、ものまね、紙切りなど。歌謡漫談コンビの「東京ボーイズ」はお題をお客さんから出してもらうことも。


紙切りは、達者に話しながら紙を切って動物やキャラクターを作る芸。その早さと仕上がりの完成度には脱帽!この日は海外での公演経験もある青空麒麟児がその伝統芸能を披露した。

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