女子ウケ抜群!都内でゆったり楽しめる古民家レストラン5選!

職人とコミュニケーションを取りながら食事が楽しめるカウンター

色気漂う、大人のエリア・神楽坂で食す魅惑の“くずし割烹”『枝魯枝魯』

もともと古民家だった場所にデザイナーを入れ改装。「カウンターはコミュニケーションの場」という考えから、お客様3~5名に対して一人の職人が担当。

サプライズ感がありながら、リーズナブル。そして、場所は神楽坂の裏路地、とデートで訪れるのに持ってこいのお店だ。

そもそも、“くずし割烹”の“くずし”は、いい意味で客を裏切る、という意味。この店までの難儀する道中が、すでに最初の“くずし”となっているのだ。

オープンは2014年1月。京都に本店を持つ『枝魯枝魯ひとしな』が東京・神楽坂に初出店を果たした。

1階はコの字型のカウンターで、職人と相対しながら料理を楽しめる。そして、2階には個室もあり、接待やデートでの利用も可能。

料理は毎月10日前後に入れ替わる。この月の前菜。左側の蕪煮は、赤蕪にはほうれん草の土佐和えと雲丹、白蕪はぶりの幽庵焼きに梅肉と丁寧な仕事が光る

こちらで楽しめるのは、月替わりで内容が変わる先付けから甘味までの8皿15品(¥4,500)のコースのみ。

満足するまで、食べて飲んでも1万円以内、というこのエリアでは貴重な存在だ。

料理は季節の和食をベースに洋の技を随所に駆使。見た目にも美しく、提供されるまで内容が分からず、職人との会話で徐々に明らかになる。

一例をあげれば、肉じゃがのじゃがいもをペースト状にしたり、刺身の醤油にごぼうを入れてムース状にしたりと、京都・パリで培われてきた独自の“くずし”は健在。枝國栄一氏の考える、独創的な料理を堪能できる。

「枝魯枝魯風肉・じゃが」は具材を別に仕込み最後に合わせる。ペースト状のいもは新食感

料理は4,800円のコース1択。これも「日常使いできる日本料理店」というコンセプトゆえ。

和食の基本を踏襲しながらも、食材同士の独創的な組み合わせ、美しい器や盛り付けの数々で、最後まで飽きさせない。

正統派の和食を期待すると、肩すかしに合うかもしれない。だが、ここは、あくまで、“くずし割烹”。

純粋に料理と向き合う、というよりは空間やプレゼンテーションも含めて楽しむ、という姿勢で訪れるのがおすすめだ。

古民家の雰囲気たっぷりな2階のテーブル20席。1階にはライブ感あふれるカウンター18席も。店内に飾られた色鮮やかなアートは京都の絵師ユニット「だるま商店」によるもの

リクエストの多い強肴(しいざかな)の「フォアグラ寿司 菊花蕪」

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