年越し蕎麦は銀座で!買い物ついでに寄りたい蕎麦デート6選

銀座で立ち飲み割烹というサプライズのある佇まい

本格和食を気軽に楽しめる立ち飲み割烹『銀座しまだ』

ダンディズムとは、これ即ち上質へのこだわりにほかならない。それが贔屓の飲み屋なら、なお男のこだわりがわかる。

ちょっとした時に、「この辺でいい店あるんだ、寄っていかない?」と出すカードが、こんな店なら最高に気が利いている。

名物、桜スモークのからすみそば。カラスミ粉をたっぷりかける

ここではすっぽん鍋やからすみ蕎麦など一流料亭に劣らない本格和食を、なんとも気軽な価格で提供する。熊本産の逸品を捌くことからはじめるすっぽん鍋、全国屈指の業者から入手したイタリア産カラスミ粉を惜しげもなくのせた蕎麦など、その料理は贅を尽くした会席そのものだ。

こんな“行きつけの店”に招かれた女性は、店で男の格を知る。男女の関係のはじまりとは存外、そんなところに潜んでいるものだ。

1日5食限定のすっぽん鍋。すっぽんは熊本産のものを毎日取り寄せている

和紙や珪藻土など自然素材を多用した造り。テーブル席のほか個室、カウンター席がある

銀座で飲める蕎麦屋なら『蕎麦 流石』

蕎麦屋に何を求めるかは人それぞれ。ただ1杯の蕎麦を望む人あれば、酒と酒肴でゆるりと過ごしたい人もいる。

ここ銀座で、両者が垣根なく集い美味に耽るのが『蕎麦 流石』。生粉打ち極細麺の蕎麦、素材の吟味を重ねたつまみ、日本酒からシャンパンまで揃える酒、とそのメニューに隙はない。

ひやかけそば¥1,000。冬でもオーダーが絶えない名物のひと品。梅おろしを入れると爽やかな味に

開店当初から蕎麦だけでなく1品料理にも力を注ぐのは、飲める蕎麦屋にしたかったから。江戸時代は居酒屋的に使われていた、原始の姿がイメージにある。とはいえ、蕎麦屋で長居は無粋という定説には否定的。蕎麦1杯でも呑兵衛でも、ゆっくりできる雰囲気作りに心を砕く。

食材は玄蕎麦から調味料に至るまで、愚直に品質の良さを追い求める生産者の手によるもの。蕎麦を、食を、誰よりも愛する無垢な気持ちが、ゲストに心地よく伝播していく。

出し巻き玉子¥1,000。味醂の甘さだけで仕上げたドライな味に酒杯の傾くペースが上がる

桜海老のかき揚げ¥1,400。オープン時から一貫して由比直送の生桜海老を惜しげもなく使う

酒肴盛り合わせ¥1,000。柚子味噌に炒りたての実を合わせたそば味噌はシャンパンとの相性もいい

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

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東京は、蕎麦が高い、少ない、水が微妙。
茨城県の秋そばは、毎年食べますが、やっぱり美味しい。
東北は、蕎麦の量が多く、風味が段違いに美味しい。
山形県の板そば見たら、東京のざるそばは何?と感じる。
四季折々の旬の山海の幸を同時に味わえるし、塩漬けにした山菜を、塩抜きした山菜そばはまた違った味わい。
2020/12/31 00:170

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