カマトト狂騒曲 Vol.6

女は、全てが欲しい生き物。“人生の大逆転を狙えるのは結婚のみ”と悟った女子アナ婚活戦争

キャリアも幸せな結婚も、そして美貌も。

女が望む全てのものを手にし、したたかに生きる女たちがいる。

それは、東京の恋愛市場においてトップクラスに君臨する女子アナたちだ。

清純という仮面をかぶりながら、密かに野心を燃やす彼女たち。それは計算なのか、天然なのか。

そして彼女たちはどうやって、全てのモノを手にしようとするのだろう…?

局の絶対的エース橘花凛と同期でありながら、地味枠採用の田口レミ後輩のカマトト女・木崎翔子花凛の笑顔で蹴落としあう対決や、花凛の本性を目の当たりにするが...


女にとって、キャリアとは何なのだろうか。

キャリアと言えるものが全くないのも悲しいが、あまりにも凄すぎると男性から敬遠される。

一番の理想は、男性に生活を支えてもらいながら、自分の好きなことをして稼ぐこと。

それが羨望の眼差しを向けられる職業であったり、社会的に認められている仕事ならば最高だ。

だから私は、女子アナを辞められない。人から見られ、憧れられ、そして稼げる。女にとってこれ以上好都合な仕事が、世の中にあるのだろうか。

そんなことを考えていると、隣で花凛が呟いている。

「今の時代、目の前にある仕事だけこなしていても将来潰しが効かないわよね...」

花凛の手元には、一冊の雑誌がある。その中には、元局アナでフリーになり、最近はグラビアにも挑戦している一人の女子アナが写っていた。

「私たち、いつまで第一線でテレビに出続けられるのかな...」

花凛の一言に、急に不安に襲われる。私たちは、いつまで“女”を武器に戦えるのだろうか。

その武器がなくなった時、ちゃんと幸せになれているのだろうか…。

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