浅草で大人の粋を学べ Vol.7

絶対に浅草に行きたくなる!初体験レベルの中華の感動がそこにある!

炒飯の内容は時期により異なる。この日は「叉焼、シラス、九条葱 炒飯」

コースの〆にはただ者でない炒飯が待ち受ける

〆に登場する「炒飯」には、ぜひ「スープ」を付けてオーダーして欲しい。

まず炒飯だけを味わい、その後、炒飯にスープをかけて味わうというのが『龍圓』スタイルなのだ。

贅沢スープを入れながら炒められた飯と具材が、スープを入れる事でその旨みを最大限に発揮する

この贅沢スープは、昆布水に親鶏、豚のすね肉、ネギ、生姜を入れてとった贅沢で濃厚な出汁を、少量の塩と醤油で味を整えた究極のスープである。

また、炒飯自体の味わいもいい。それはジャスミンライスの持つ香りと、炒める際に日本酒の他に、前述の贅沢スープを入れながら炒めていることで生み出されている。

豚の挽肉を、少量のニンニクと豆板醤2種類、トウチーで炒めた後、そこにスープを入れて中国醤油と砂糖少々、最後に葉ニンニクをいれて仕上げる

ワンランク上のコースなら、さらなる贅沢が楽しめる!

今回紹介したのは6,000円のコースだが、栖原シェフの料理をもっと堪能したいならば1人前1万円のコースをオーダーしてみて欲しい。

今の時期ならば「白子の麻婆」などが味わえる。軽くボイルした上質の白子を、クラシカルな麻婆餡で味わう贅沢な逸品。

団体での利用も可能!

中華の先人が築き上げたいいものは、しっかりと基礎に残し、新しい技術への挑戦も怠らない栖原シェフの料理に対する姿勢は、これからも食通たちを唸らせつつけるに違いない。

一度訪れたら、また足を運びたくなる浅草の名店だ!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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