小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.41

酔いどれたら無性に恋しくなる!西麻布の〆は、今も昔もこのラーメンしかない!

たかなそば¥950

路地裏に佇む名店は、別盛りが嬉しい
『和風ラーメン だるまや』のたかなそば

二軒目は、昭和51年創業から表参道で営業する老舗ラーメン店をご紹介しよう。

「こちらは僕のランチの定番の店です。小学生の頃、家が近所だったこともあり父と一緒に来たのが最初でした。ラーメンと言えば、麺の上に具材がのったスタイルしかないと思っていた僕にとって、こちらの別盛りのラーメンは衝撃でした。それから、ココの虜になったんです。」

各そばの具材だけのオーダーも可能。味変したいときやおつまみとして重宝。だるまそば そばの具¥600

「まずは、よく手で揉みこんだ縮れた自家製麺を楽しみ、次に和風であっさりとした味付けのスープ。その後、具材だけをおかずのように食べる。こうして、別々に堪能してから、ほぼ最後に具材を麺の上にのせて食べる、というのが僕の楽しみ方です。

食べる人によっていろいろな食べ方ができるのが素晴らしいですね。通常のラーメンとは一線を画す、こだわりを感じます。器なども和のテイストを取り入れていたりと独創性を感じます」。

カレーで味付けしたチャーハンはピリッと辛い。半ドライカレー炒飯¥600

厨房に立つのは歌舞伎町でラーメン屋を営んでいた実父である先代のもとで修業し、この地で独立したという店主。現在は、店主の次男、三男も店に立ち、家族で切り盛りしているのだとか。

「開発が進み、昔からのお店がほぼ残っていない表参道エリアで生き残る、数少ない名店です。これからも通い続けます」

テイクアウトでお弁当が買えるのも珍しい

骨董通りへの近道として使う、表参道の路地裏にある

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この記事へのコメント

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匿名
ガッツリ食せた学生時代を思い出されます🍜
2018/11/22 06:110

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