脱居酒屋宣言!渋谷ワーカーの“ワイガヤ”を許容する、店主が陽気な名店4選!

ここに猥雑さは皆無!お洒落な大人が集うタイがここに
『タイ料理研究所』

ホワイトとウッドを基調とした清潔感のある内装だが、飾られたオブジェがタイを感じさせる。そんな空間で流れる賑やかなタイポップスに耳を傾けて、洒脱な大人たちは今夜もシンハーを流し込む。

異国気分を味わいつつ、身も心もなじませていくと、いつしかバンコクの喧騒の中にいるような気分になってくる。

ココナツミルクがよく効いた味付けでグリーンとレッドの色目も美しい。辛さは好みで調節できる。¥1,100


グリーンカレーの味は、ココナツミルクがほどよく効いた味付けで、こぶみかんの葉とスイートバジルのスパイスがふわっと香る上品仕上げだ。

そして、米がうまい。タイのイサーン地方(東北地方)からスースーライス(ジャスミンライス)を輸入。現地に米探しに出かけるほどで、米の違いが味の違いに表れている。

もうひと声、違うタイを楽しみたいなら、現地産の白ワイン「モンスーンバレー」を合わせて。注目を集める〝新緯度帯ワイン〞のなかでもタイはトップクラスの評価だ。軽めのフルーティーさが料理の辛さとスパイスにマッチする。


本国よりも手をかけた、ベトナム料理を渋谷でいかが?
『ハノイのホイさん』

モッ、ハーィ、バー、ヨーのかけ声が時折、聴こえてくる。「乾杯」の発声だ。地元の味を求めるベトナム人のお客たちと、ヘルシーフードを求めるOLの姿が〝不思議〞に共存する景色は、ここ『ハノイのホイさん』ならでは。

名物のフォー(平たい米粉麺)は出汁を取って作る。ボー(ビーフ)のフォーは牛テール、ガー(チキン)のフォーは鶏ガラを12時間も煮込む。

新鮮なパクチーが気持ちをリフレッシュさせてくれる、牛肉(ミディアムレア)のフォー¥900。ベトナム直輸入麺はタピオカ入りでもっちり食感


ベトナムは戦争が長く、戦時は時間をかけて料理を作ることができなかったという。なので、「平和な町で食べるフォーは添加物なしで丁寧に作りたい」との思いが表れた。味はまろやかで深みがあり、リピーターがハマるのもムリはない。

テーブルに置かれた「ヌクチャム」はベトナム料理ならではの調味料。小魚と塩を漬け込んで醗酵させた魚醤を数滴垂らすと、また違った味わいが立ち上ってくるのも楽しい。

東カレアプリなら、電子書籍で読み放題!

大人が再び「渋谷」に行きたくなる情報だけ掲載!

プレミアムサービスなら、最新号も過去号(約10年分)も、電子書籍で読み放題!
レストラン検索機能もついて超便利!
アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。

紙版をお求めの方はこちらから

※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo