一口パスタに感動!恵比寿で注目のイタリアンは間違いなくここだ!

これで満足できない人はいない。絶品尽くしのコスパコース!

コースはまだまだ前半戦。同店のコースはワンコースのみで価格は5,500円(月により多少変動あり)というお得さも魅力。ここからは10月のコース料理の内容を一挙に紹介。これでもまだほんの一部であるのだから、そのお得さに震えてしまいそうになる。

「甘鯛の鱗焼き」。甘鯛特有の旨みの強さをナスタチュームの辛味でリフレッシュ。下には根セロリのピューレ、上にはオリーブオイルの泡、オリーブパウダーが添えられている

「季節野菜とスルメイカのグラタン」。魚醤で焼いた蓮根、ニンニク油で焼いた長芋、バターで焼いた里芋という3種の野菜に、スルメイカのスパイシーなラグーをかけて、焦がしたイカソースで香ばしさと苦みをプラス。上にはピリッとしたサラダ、コリアンダーや胡麻、塩コショウなどスパイスを混ぜたパン粉がさらに味わいを加えてくれる

「フォアグラのブリュレ」。フォアグラもパンも甘めの味付けであるが、パンにはエスプレッソの粉を練り込み、フォアグラは表面を焼き、それぞれに苦みもプラス。また塩は、濱口氏が独自に配合したフォアグラ用の塩を使用

「安納芋のスープ」。200度のオーブンで焼き上げた安納芋をポタージュにして優しい甘みのスープにし、自家製のベーコンとトリュフとブッラータチーズを合わせた。※こちらはビシソワーズと2つ目の冷製カッペリーニの間に登場

「旬の貝のバター焼き」牛だしやブランデーなどを加えて、しっかりと作り込んだ自家製バターで焼き上げる貝は絶品。残ったバターソースはフォカッチャに付けて召し上がれ

「北海道苫小牧産のフォルスタインのロースト」。最後は、やはりイタリア料理らしさも演出したいと、シンプルに食材の味を楽しめる料理を提供することが多いという。インカのめざめを燻したマッシュポテトやグラダパダーノも美味

調理風景から盛りつけまで全てオープンなカウンターキッチンもこだわりのひとつ

塩使いにかけては料理界一!濱口氏の塩への熱い想い

彼は、まかないは食べずに夜の調理場に立つのだという。それはなるべくピュアな状態の舌を保つため、そしてお腹を空かせてやってくるお客さんと同じ状況を維持するためだそうだ。

寸分の狂いのない塩加減で、ベストな料理を提供したいという強い想いが彼をそこまでさせる。まさに「塩」に魅了された料理人と言えるだろう。

コースでは15~20種の塩を使い分けるというのだから驚きだ

強くて長い塩味を感じるアニャーニャ岩塩、ミネラルを感じる矢堅目の藻塩……それらを「ただの塩」として見るのではなく成分まで分析し、食材との相性から口の中での交わり方まで考え抜いてひとつの料理を作り出すのだ。

テーブル席も備え、ワイワイと気の知れた仲間通しで楽しむのにも最適

次の一手が読めないだけに、季節が変わる度に訪れたくなる

シンプルな美味しさの上に、フレッシュな感動をプラスしてくれる濱口氏。一度訪れ、この美味しさを知ってしまったが最後、誰かにこの感動を伝えずにはいられない。

そんな名店『セルサルサーレ』は、2017年春に三宿から恵比寿に移転し、さらに通いやすさがアップ!予約困難になること必至だ。

クリスマスの予約は、11月1日よりスタート。デート場所を探しているならぜひ予約を。シェフからのサプライズプレゼントも期待できるかも…?

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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