あなたの部屋はそれほど Vol.3

私との夢を、他の女と実現させた元彼。“番町”ブランドを愛する一族が購入した、千鳥ヶ淵の正統派物件

「うち、くる?」

男の口からその言葉が零れた瞬間、女心は様々な感情で渦巻く。

高揚感、好奇心、そして、警戒心。

大手出版社で編集を務める由貴・29歳。

デート相手は星の数ほど、しかし少々ひねくれたワケありの彼女は、彼らの個性やライフスタイルが如実に表れる部屋を分析しながら、“男”という生き物を学んでいく。

これまで外資マーケターの高輪の部屋港区おじさんの六本木一丁目の部屋を訪れたが、今回は...?


「それでは、新郎新婦を拍手でお迎えください~!」

司会の合図で、パレスホテル東京の披露宴会場に入場した幸せそうな佑太郎と花嫁を、私はどうも、素直に祝福することができない。

元カノ......といっても、もう10年以上も前、高校生の頃にママゴトのように付き合っただけだが、シ......


この記事へのコメント

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No Name
高校時代に1年しかつきあってない息子の元カノに、お嫁にきてほしかったなんていうお母さんがいるのかな。。しかも10年以上も前なのに。
高校以降ゆうくんに彼女ができなくて、その間によっぽど神格化されちゃったのかしら。そんなとこにお嫁にいきたくない。。
お嫁さん、そんな思い出塗り替えちゃって!
2017/10/20 17:0634
No Name
結婚式に行っちゃダメでしょ笑
2017/10/20 07:1823返信1件
No Name
同性から見ても訳のわからない女だな…取材という名目でチャラチャラ複数の男性の家に行く女より、堅実そうな女医さんの方がずっと素敵ですよ。お幸せに❗️
2017/10/20 07:0021
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