年内婚約 2017 Vol.11

彼の電話に出た、意地悪オンナ。2番手の女が「勝てる」と確信した修羅場のストラテジー

―私、年内に婚約するー

都心で煌びやかな生活を送る麻里・28歳は、ある日突然、こんな決意を固めた。

女の市場価値を冷静に受け止めれば、20代で結婚した方が絶対お得に決まっている。

掲げた目標は“今年中にプロポーズされる”こと。

麻里は本気の婚活を決意し、とうとう運命の男・優樹に出会う。しかし、彼からなかなか誘われず、やっとデートを実現させ定期的に会うようになっても告白されない

そんな彼の秘密とは...?


「...あなた、だれ?」

電話に出たのは、優樹ではなかった。

「もしもし?」

ドスの効いた敵意丸出しの女の低い声が耳に響き、思考回路が停止する。

「...ま、間違えました」

現代のスマホ発信で、間違え電話などありえない。しかし、ひどい困惑に陥った麻里は、......


この記事へのコメント

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No Name
全く同じ状況になった事があります。
勝ち取りましたが、元カノを切れない男、しつこい元カノがいる男はダメ男です。
元カノは永遠の負債
2017/10/22 10:0243返信1件
No Name
ひとの彼氏(元彼になったけど)に対して勝手にあだ名つけて呼ぶなんて失礼な女でマリ嫌い。バカにした呼び方だし。友達も見下されてるね〜
2017/10/22 07:0732
No Name
ウブというより優柔不断なだけの男か、、まあ主人公が良いなら仕方ないけど。新たな試練は相手の母親か姉とかですかね。
2017/10/22 06:1229
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