ピクニックをしてからコース料理を!西麻布に日本初上陸した、スペイン発レストランが超話題!

世界のレストラン業界の中で最前線を走り、評判が高いのが、スペイン・バスク地方。

バスク地方だけにとどまらず、スペイン、そして世界で現在、最も注目を集める若手シェフの一人である、エネコ・アチャ・アスルメンディ氏のレストラン『ENEKO Tokyo(エネコ東京)』が9月、西麻布にオープンした。

料理の味はもちろん、店内の雰囲気も抜群。デートや大切な人との記念日ランチ・ディナーの際に訪れたいレストランとして、新定番になること間違いなし!

地下のバンケットでは、ウエディングや各種パーティにも利用できる

世界屈指の美食街から、人気のレストランが西麻布に上陸!

スペイン・バスク地方の中でも、美食の街として人気なのがサン・セバスチャン。

各国からグルメが押し寄せるこの街で注目を集めているのが、エネコ氏がシェフを務めるガストロノミーレストラン『アスルメンディ』。

斬新で目を引く料理が『ENEKO Tokyo』の特徴(写真は「トリュフ風味の卵」)

生まれも育ちもバスクのエネコ氏は、郷土料理へのこだわりから、修業先はすべてバスク料理のお店。

バルから高級店まで、さまざまなお店で技術を学んだ後、2005年に『アスルメンディ』をオープンさせると斬新で目を引く料理が話題を呼び、瞬く間に世界中からグルメが殺到!

2013年にはミシュランガイドで3ツ星も獲得し、名実ともにスペインを代表するレストラン、シェフとなった。

『ENEKO Tokyo』外観

『ENEKO Tokyo』は、ロンドンに次ぐ海外進出2号店。

なぜエネコ氏が日本を選んだのかと言うと、彼にとって日本が憧れの国だったからだと言う。

10年前に1ヵ月間、京都に滞在した際に触れた、素材の豊かさや、繊珊な食文化に感銘を受けてから、再び日本の食文化に触れる機会を持ちたいと考えていたのだとか。

そして、長い年月を経て実現したのが『ENEKO Tokyo』なのだ。

「ピクニック」

エントランスでエネコ流の心温まるサプライズ演出

同店で用意されているのは、ランチ(5,000円、7,000円)、ディナー(9,500円、13,000円)の4コース。

全コースに共通し、『ENEKO Tokyo』最初のおもてなしが「ピクニック」というサービス。

ゆったりと落ち着いた気持ちにさせてくれる、緑溢れるパティオ

同店が入っている建物は、世界的建築家・内田繁氏の作品をリノベーションしたもの。中央に開かれたエントランスを進むと、現れるのがパティオ(中庭)。

太陽の陽がふり注ぎ、陽を浴びたグリーンがほどよく広がった空間には、オリーブの大木がのびのびと育ち、まるでバスクに来たような不思議な空気が漂っている。

このパティオに面したグリーンハウスで、食前酒と一緒にバスケットの中に入った一口サイズ料理を頂くのがエネコ流。

日本のレストランでは体験できないサービスによって、ダイニングで食事を始める前の、リラックスした楽しいひと時を演出してくれるのだ。

シンプルで色を抑えた、シックな印象の店内

レストランの席に着いてからは、大人のための美食時間。

日本の四季折々の食材を生かし、一皿一皿丁寧に作られたエネコのバスク料理が、お腹と心を満たしてくれる。

ディナーコース「HELMUGA」の一部メニューをご紹介!

コース内容:ピクニック3品+8品
価格:13,000円(税抜)


「ピクニック」

ディナーコースの「ピクニック」では、3品の料理を用意。

ブリオッシュ生地のバンズに、スモークした鰻のクリームをはさんだハンバーガー「鰻のブリオッシュ」。
バスクの微発泡酒チャコリを使って作る「ボンボン」に、「チーズケーキ」はホウレンソウのビスケットの上にチーズクリームを飾ったお菓子仕立てとなっている。


「トリュフ風味の卵」

前菜

スプーンの上にのっているのは新鮮な卵黄なのだが、ただの卵黄ではない。

ほんの少し卵液を抜き、そこにトリュフの香りを抽出した液体を注入。口の中に入れると温かい卵黄が弾けると同時に、トリュフの香りが口いっぱいに広がるのだ。


「雲丹のテクスチャー 海のブラッディーマリー」

前菜

テクスチャーの違う雲丹を楽しめるのが、こちらの前菜。

トマト入りの赤い雲丹のスープと一緒に出てくるのは、鮮やかな赤い花が飾られた白い器。
柑橘類をキャビア風に仕立て、上に雲丹のエマルション(乳化させた泡)でメニュー名に入っている海の波打ち際を表現。

雲丹を液体と泡で味わうという不思議な体験ができる一品に仕上がっている。


「キノコのアヒージョ」

温前菜

陶器や鉄製の鍋で煮込んだものをそのまま提供されるアヒージョだが、『ENEKO Tokyo』ではガラスのお皿に盛りつけ。

エリンギを細切りにしてパスタに見立て、オリーブオイルで煮込み、キノコのエマルションソースをたっぷりとかけている。

濃厚な味わいの卵黄の天ぷらを添えた、見た目、食感ともにパスタそっくりなアヒージョをご堪能あれ!


「カリカリのピリ辛仔豚の天ぷら バジルのエマルション、フラワーサラダ」

温前菜

焼き汁を煮詰めて作られたソースをひとかけしたのは、一度焼いてから天ぷらにした仔豚。

お皿にエマルションを敷き、その上に仔豚の天ぷらと唐辛子をのせて味わいにアクセントを効かせる。

パリッとした皮と、やわらかいお肉の2つの食感を楽しんで。


「イベリコ豚のロースト」

肉料理

肉料理は鳩か豚をお好みで自由に選ぶことができる。

イベリコ豚は前足の上にある肩肉をレアで仕上げ、ソースは肉汁から作ったものを使用している。

豚肉というよりは赤身の牛肉のような味わいが特徴。


「チョコレートとアーモンドのデザート」

デザート

サバイヨーネクリームの上に、アーモンドやキャラメリゼしたナッツ、クラム、チョコレートのシャーベットを盛り付けたデザート。

リコリス独特の香りと苦みが、チョコレートによく合っている。


「小菓子」

プチフール

食事の最後を締めくくるのは、宝石箱のような大きな小菓子ボックス。

串に刺したホワイトチョコレートのボンボン、ヘーゼルナッツのチョコレート、ラズベリーのマカロン、ワインボンボンなどがずらりと並ぶ。

その他のコースはこちら(※価格はすべて税抜き)

■ランチコース
「TOKI-ON」<ピクニック2品+4品>/価格:5,000円
「ARDATZA」<ピクニック2品+5品>/価格:7,000円

■ディナーコース
「BIDEA」<ピクニック3品+5品>/価格:9,500円

外苑西通りとテレ朝通りを結ぶストリートに面して、全面ホワイトのファサード。この通りにはルーマニア大使館、ギリシャ大使館などが点在し、住宅が並ぶ静かなエリア。

■新店概要

店名:ENEKO Tokyo(エネコ東京)
住所:港区西麻布3-16-28 TOKI-ON 西麻布
営業時間:
ランチ:12:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー:18:00~22:30(L.O.20:00)
定休日:年末年始(土曜・日曜・祝日は要問合せ)
HP:https://eneko.tokyo/

【予約・問い合わせ先】
TEL:03-3475-4122
URL:https://www.tablecheck.com/ja/shops/eneko/
reserve

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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