本気な夜はココ!西麻布で本命と一緒に行きたいとっておきの名店5選

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

入口の扉。エレベーターを降りた瞬間に、異空間に来たような空気を感じる。

五感をフル活用して楽しむ大人の隠れ家『Sì』

舌だけではなく、目や耳など五感をフル活用して楽しむ、いわゆる“劇場型”レストラン。普通の店では物足りないという欲張りな彼女をぜひ招待して欲しい。

レストラン自体がまるでひとつの舞台のような特別感があり、目の前で食材が華麗に調理されていく姿を楽しむことができるのだ。

店のコンセプトは「無垢」と「調和」。そのイメージの通り、店内は黒を基調にしたしっとり洗練された特別な空間が広がる。

「無垢」と「調和」を表現する、洗練されたスタイリッシュな空間。

扉を開けると目の前に飛び込んでくるのは、和と洋がミックスされた不思議な雰囲気を放つオープンキッチンカウンター。

敷居が高そうに見えるカウンターだが、気さくなシェフがカジュアルに出迎えてくれるからホッとする。この瞬間に、この店が“自分ごと化”できるのだ。

日本酒をあわせたくなる一皿「NUTA」。帆立や分葱のグリルと共に。メニューは旬により変化する

料理は木曜と土曜のみアラカルトでのオーダーが可能だが、それ以外の曜日は一斉スタートのペアリングコースが提供される。

既成概念にとらわれない独創的な素材とその可能性を愉しむため、メニューは1日10人限定コースの1本勝負。シェフは料理の修行経験はなく、逆にその自由な発想が新しい世界を見せてくれるというのだ。

さて、とある日の料理を紹介していこう。店の雰囲気からフレンチかと思いきや、最初の一皿は「NUTA」。そう、日本の伝統料理「ぬた」である。

そこにあわせるのは、分葱や帆立のグリル。思わず日本酒をあわせたくなる一皿だ。

皮のぷちっと弾ける食感と中のクリーミーなコントラストが至福「ブータンブラン」

フランスの郷土料理「ブータンブラン」は、いわゆる腸詰め。

ここでは肩ロースのみ使用し、皮がプチっと、中はとろける程に柔らかいムースのように仕上げられ、まさに至福の食感。

一緒に添えてあるのはレンズ豆。素材の旨みとほくほくの食感があり、ブータンブランの滑らかな食感をより引き立てる。

宇宙空間のように盛り付けられた「牛のシンタマ」。タマネギやジロール茸、トマトが美しく彩を添える。

メインの肉料理は牛や鴨を揃え、ジャンルレスの創作料理ではあるがどこかフレンチの要素が目立つ。

牛肉のシンタマは160℃でじっくり焼き上げ、玉葱やジロール茸とともにアートのように盛り付けられる。 シンプルに塩だけで素材の旨みがグッと感じられ、野菜も肉の味を引き立てている。

牛肉にあわせるのはビオの日本酒。有機米「亀の尾」100%使用した『大自然』。

空間から、そこにいる人間同士の会話、もちろん酒や料理全体と360°の調和を意識したこの店の新たなスタイルは、大人なら是非一度は体感したい。

小腹が空いたら〆をリクエスト。大根と共に鶏肉や桜えびが入った「大根飯」はお腹も満足。

こんなに大きな大根が丸々入った味噌汁、見たことない!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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