金曜美女劇場 Vol.56

目指せてっぺん!心に闇を抱えた元引きこもりが、ミスコンの世界大会にチャレンジするまで

お受験にも合格、順風満帆だった幼少期
越川友貴


「私、引きこもりだったんです。心に闇を抱えていたというか……」

憂いを湛えた黒い瞳、シルクのような質感の肌――――。
美しいだけでなく、会話での言葉選びのセンスが知的で、声のトーンも朗らかな越川友貴さんが引きこもっていたなんて、にわかには信じられない。

一体この美女は、どんな人生を送ってきたのだろうか?


「小さい頃はおとなしい子どもだったと思います。2歳くらいから受験のために塾に通っていて、塾の休み時間でも友達と話をするより本を読むようなタイプでした。母が獣医で、私にも同じ道に進んで欲しかったんだと思います。教育には熱心な家庭でしたね」

なるほど、きれいな言葉を選ぶセンスは、この頃に身に付いていたのかもしれない。

「無事に私立の小学校に合格しまして、そのままエスカレーターで中学に上がりました。それで、中学生の時に友人に裏切られて、引きこもりがちになってしまったんです……。いま思えば、大したことではないかもしれません。でもあの頃は自分を持っていなかったというか、人に合わせることしかしていなかったので、ひどくショックを受けたんだと思います」


不登校で部屋に引きこもる友貴さんを、教育熱心なご両親は心配した。環境を変えたほうがいいという結論に達してからも、このタイミングで公立中学校に編入してもうまくいかないと判断、編入できる私立中学を探してくれたという。

「でも、転校先でもなじめませんでした。裏切りがよほどショックだったんでしょうね。人はもう信用できない、とシャットダウンしていたんです。友達なんかできるわけありませんよね」

挫折が続き、フリーターとして過ごす日々


このままではいけないと思った友貴さんは、小学生の頃に通っていた芸能アカデミーのことを思い出した。

「芸能人を目指していたというより、習い事のひとつぐらいに考えていました。生まれも育ちも千葉なので、東京に憧れがあって(笑)。アカデミーは東京なので、通うのが嬉しかったんです。それで、そうだ芸能の道もあるかもしれないと思って、雑誌を見てモデルの仕事を始めました」


けれども、そこからとんとん拍子というわけにはいかなかった。

「高校生の頃はラウンドガールとか人前に出る仕事をするようになっていました。とあるオーディションで事務所の方にスカウトされて、事務所に入ってみたんです。でも、思っていた世界と全然違いました。芸能のお仕事をしたいなんて思っていたんですが、仕事も全然なくて、結局フリーターになりました」

【金曜美女劇場】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo