中目黒の夜 Vol.2

ハレの日のお祝いに選びたいのは、中目黒随一の煌びやかなモダンフレンチ

長年の親友や仲の良い同僚をお祝いするとき、こんなお店が最適だ。一昨年のオープン以来、シェフの独創的な料理で瞬く間に人気店になった『クラフタル』。

『ジョエル・ロブション』や『レストラン アニス』などで経験を積んだ大土橋シェフの料理は、他にはないクリエイティビティがある。ハレのタイミングで利用すれば、未体験のお皿の連続にふたりの会話も一層盛り上がるはず。

あえてカウンターで楽しみたい。中目で注目のモダンフレンチ
『CRAFTALE』

ちょっと頑張った時のご褒美ディナーや誕生日など、いつもより少しだけ特別感を求めるならビルの2階に隠れたモダンフレンチへ。『クラフタル』は窓から目黒川の緑が眺められる開放的なイメージが印象的。

中でもカウンター席は、満席のフロアの中では静かでリラックスできるとあってリピート率が高い。オープンキッチンは近いけれど、あえて横目で眺める位置関係は計算の上。

親密な会話を楽しんだり、キッチンを眺めたり、時には皿をサーブするシェフと会話をしたりと楽しみ方が実は多彩だ。

キッチンが見渡せるカウンター。ビール¥800、ディナーコース¥7,000、ランチは土日祝のみ¥7,000~

千葉産の花悠豚を使ったメインはジンジャーポークからのインスパイア。クリスピーな皮やキレのいい酸味がきいたソースがアクセント

グランメゾンやパリのネオビストロを経験した大土橋シェフの料理は、まずその皿の上の物語のような美しさにため息がでる。それでいて素材と味わいの組み立てが論理的で食べたときの満足度はとても高い。いつものビストロやイタリアンもいいが、驚きと発見のあるお皿の連続に、ふたりの会話も一層弾み、特別感も醸成されるはず。

フレンチでありながら、迷わず「ビール」と言えるのも、中目黒という街に溶け込んだ若々しい雰囲気だからこそ。

姫サザエの前菜。梅雨の曇り空に見立てた皿の上に、カタツムリやアジサイをイメージ

水中を泳ぐ鮎。シャルトリューズを使ったジュレ、きゅうりとキウイのガスパチョ仕立てのソース

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