速水もこみちの夜BAR、夜メシ、夜レシピ Vol.25

速水もこみちが深夜の西麻布に! お手頃ビストロの絶品ひとりメシとは?

curated by
速水 もこみち

今宵、速水氏が訪れたのは西麻布にひっそり佇む良質ビストロ。西麻布というと、何もかも他のエリアより、お高め、と思いがちだが、こちらはそんな雰囲気は皆無! そして、まるで自宅のような居心地の良さに常連が多数。そんな、止まり木のようなビストロ、速水さん、いかがですか?

“良心的な価格帯がいい!深夜の西麻布で通いたくなるビストロ”

階段を下りて地下1階の店に入ると、そこは西麻布のど真ん中とは思えない柔らかな空気が流れる小体なワインビストロ。

メニューボードにはフランスの田舎料理が書かれ、それらは主に1000円以下でノーチャージ。速水氏も思わず「優しいですね」とつぶやいた良心価格だ。

計15席を店主の堀川裕治さんがひとりで切り盛りするここ『Lis』は、ネットでの情報も少なく、メディアに載せることが常連のひとり客たちに申し訳なくなる穴場である。

スープドガルビュー(¥1,400)はバスク地方で多用されるパプリカパウダーが味の決め手

そんな店で速水氏がまず口にしたのは、フランスのママの味ともいわれるスープドガルビュー。生ハムからいい出汁がでている、たっぷりの野菜と白いんげん豆のスープだ。

「素朴な味わいのお豆のスープだけれど、ピマン・デスペレットがすごくいいアクセントになっていますね。本当にこのスープも他のメニューも手間がかかるレシピだと思います。そういうただのおつまみじゃないひと皿が、手ごろにいただけるのはありがたい。エスカルゴが¥900とは、うれしいし、ビールがすすみそう」

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